内覧会と研修会を開催しました!!

保険外(自費)リハビリに関する研修会

3月16日と26日の2回に分けて、サンテリハビリセンターの内覧会を開催しました。また、内覧会と併せて、セラピスト向けの研修会も開催しました。

講師は、2020年10月から八戸市内にて保険外(自費)リハビリ事業を行っている「私のリハビリ」代表の柴崎元様(作業療法士)をお招きしました。そして、当社代表である岩館(理学療法士)と当施設の福井(作業療法士)が講演しました。

1つ目の演題として、当社代表の岩舘より「自費リハビリ事業の必要性」というテーマで、医療保険と介護保険のリハビリの量の違いについてや回復段階にある方のリハビリの必要性についてお話させて頂きました。

医療保険でのリハビリというのは、マンツーマンでのリハビリで1日最大で3時間行うことができます。それも回復期病院などリハビリスタッフが多い病院であれば毎日行うことができます。

しかし、介護保険でのリハビリとなるとマンツーマンでのリハビリの時間は15分〜20分程度となってしまい、頻度も毎日ではありません。

近年の動向として、入院日数の短縮も挙げられており、回復段階である途中で退院を余儀なくされるケースも増えてきていると思います。回復段階である方にとっては、介護保険でのリハビリだけだと、絶対にリハビリの量(時間・回数)が足りません。

そんな方々にとっては、保険外(自費)という選択肢も必要なのではないかという内容でした。

2つ目の演題は、当センター作業療法士の福井より「今後のセラピストのキャリアビジョンと新しい選択肢」というテーマで、自身の経験からセラピストとして社会にどう貢献できるかについてお話させて頂きました。

実際に、外来リハビリを保険外(自費)でやっていたご利用者様を担当していた経験から基づく想いや、保険外(自費)リハビリを考えるようになった経緯などが含まれた内容でした。

保険外(自費)リハビリもキャリアビジョンの一つですが、自分のやりたいことは何なのか?という事を突き詰めて考える必要があるという事を伝えていました。『好きなこと×得意なこと=やりたいこと』という仮説を立てて説明していました。

最後に、私のリハビリ代表の柴崎様より「私のリハビリが担うものと当事者の声」というテーマでご利用者様との関わり合いの大切さとご利用者様の可能性についてご講演頂きました。

具体的には、実際に保険外(自費)リハビリをやっている様子や、ご利用者様の介入前後の動画を見せていただき、発症してから数年経過していても改善している様子を見ることができました。

参加者の皆様からは「現状での保険制度や社会保障費の動向を踏まえて、自費リハビリの必要性を感じた」、「新たに自分の働き方やビジョンを考えるきっかけとなった」、「自分たちも利用者様の無限大の可能性を信じて、利用者様に関わっていけたらと思う」等といったご感想を頂きました。

より多くの皆様にサンテリハビリセンターと自費リハビリの必要性や可能性について知って頂きたいと思います。また、ご自身のキャリアビジョンや将来像について考えるきっかけとなれば幸いです。皆様のご参加、お待ちしております。

ご参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました。

下記のURLは、3月16日の研修会の動画です。ご興味ある方はどうぞ。

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