弊社では、毎月セラピストだけ集まって勉強会を開催しております。今回は、外部講師をお招きして『コーチング』について学びました。
コーチングとは、自発的行動を促進するコミュニケーションと定義されています。
(引用:コーチ・エィ・アカデミア https://coachacademia.com/coaching/)
理学療法士や作業療法士は、お客様にリハビリを提供しますが、お客様自身が病気や後遺症と向き合い、前向きな気持ちになれるように関わる必要もあると思っています。
そんなときに、コーチングスキルがあれば、より良い関係性が作ることができ、主体的に自主訓練にも取り組めるようになると思います。
最初に、講師の方からコーチングの流れなどについて、ご説明いただいた後に、スタッフ同士で模擬的に実施してみました。
実際に、コーチングの流れを意識して進めると「どんな質問して深く掘り下げていいか分からない」と言ってコーチングする側が言葉に詰まる場面もありました。
僕もそうでしたけども、セラピストとして経験が浅いときは「目標は何ですか?」と聞いて「歩きたい」「家に帰りたい」という回答が返ってきて「わかりました」と言ってました。
お客様の自発的行動を促すためにも「なんで歩きたいのか?」「家に帰って何をしたいのか?」というところまで深く掘り下げて聴くことが重要です。
なぜ、重要かと言いますと、お客様自身が自分の口で話すことで、頭の中が整理され、気づきが起こり、行動に変化がでてきます。
コーチングでは『認める』『聴く』『質問する』『フィードバック』というスキルが求められます。
言葉では簡単ですが、実際にやろうとすると自分もまだまだ不十分なところがありました。ひたすらにロールプレイを繰り返し、自分の頭と体に植え付ける必要があると感じました。
コーチングをする側である僕らは、専門的な知識や技術だけでなく、このようなスキルも学ぶ必要があるかもしれません。
今後も、学んで実践していきたいと思います。
サンテリハビリセンターでは、120分の体験プログラムをご用意しております。退院後のリハビリの量に物足りないと感じている方やもっとリハビリを充実させたい方など、私たちがお力になります。
体験プログラムは無料になっておりますので、ぜひ、一度体験してみてください。お問い合わせお待ちしております。
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